いびきはどうしてかくのか


いびきのメカニズム
人によっていびきをかく人、かかない人がいます。同じ人でも、日によっていびきをかくとき、かかないときがあるという場合もあります。いびきはどうして起こるのでしょうか。

いびきの主な原因は、鼻腔から喉頭までの空気の通り道、「上気道」と呼ばれる部分のどこかが、
なんらかの理由で狭められたことにあります。
上気道が狭められると、呼吸したときの空気抵抗が大きくなり、粘膜や分泌物が振動してしまうのです。 この振動音が、いびきの正体。笛の原理と同じです。
いびきは自分で自分の首を絞めているようなもの

ところで、気道が狭められれば、当然、空気の通りも十分ではなくなります。体内に取り込まれる酸素が少ないと、酸素を供給して炭酸ガスを排出する換気機能が低下し、さまざまな悪影響があらわれてきます。

体内の酵素が不足して二酸化炭素が増加すると、血液が酸性に傾き、血中のブドウ糖の量を調整しているインスリンの分泌が悪くなります。これは糖尿病の第一歩です。循環器や呼吸器にも負担をかけるので、高血圧症や不整脈を引き起こしたり、心筋梗塞、心不全、またひどい場合には突然死を招くこともあります。

酸素不足は脳の働きにも影響を及ぼし、集中力が散漫になったり記憶力が低下したりするほか、高じれば脳卒中や脳梗塞の原因になったりします。

このように、いびきは自分で自分の首を絞めているようなもので、慢性的な酸素不足に陥る可能性があり、ひいてはさまざまな病気をもたらす危険性をはらんでいます。


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